SEOというのはSearch Engine Optimization(検索エンジン最適化)の略です。Googleに代表されるロボット型検索エンジンで上位に表示されるために自分のホームページの作り方を工夫することを意味しています。
ここでは簡単にSEOの話と対策について説明したいと思います。
■SEOの基本
検索エンジン最適化とはいっても、たくさんの検索エンジンのための対策ではありません。いまやロボット検索エンジンはGoogleがほぼ独占状態にあるので、いかにGoogleで上位に表示されるかと言う話になっています。なのでまずはGoogleがどのような基準でホームページを表示しているかと言うことを知る必要があります。
■重視するキーワード
Googleはロボット型検索エンジンという名前からもわかるように、人の手ではなくロボットが自動的にホームページを巡回して情報を収集します。そしてその収集の際に、あるタグで書かれているキーワードを重視して収集を行っていることが知られています。そのタグが「タイトルタグ」と「H1タグ」です。
タグというのはページのソースの中で < > という大小記号のようなもので囲まれいるのがタグです。タイトルタグであれば<TITLE>というので囲まれています。タイトルタグはその名のとおりページのタイトルですし、H1タグは見出しで使われるような強調されるキーワードの時に使います。そういった理由からこれらのタグで使われているキーワードはロボット検索エンジンが重視して、収集が行われます。
また、そのページ内で頻繁に出てくるキーワードや、リンクをしてもらう際の言葉も重視さます。アダルトという言葉がページ内に20回でてくるとか、アダルト、というリンクの貼られ方をすれば、そのサイトではアダルトと検索したときの上位での表示がされやすくなります。
面白い例として、例えば「退出する」という言葉をgoogleで検索するとヤフーが一番上に表示されます。ヤフー自体は「退出する」ということに深い関連はないのですが、多くのアダルトサイトが18歳未満の出口として「退出する」という名前でヤフーへリンクしているためこういう結果になるのです。
■PageRankについて
Googleでは独自の方法でホームページをランク付けしています。それは、そのサイトへのリンクがされている数が多いほどランクが上、という方法です。リンクが貼られている数が多いサイトはそれだけ優秀なサイトであるとしてPageRankがあがります。また、PageRankが高いサイトからリンクが貼られていると、優秀なサイトからリンクが貼られているサイト、としてPageRankが上がります。このページランクを上げることも上位表示に一定の効果をもたらします。
このPageRankは静的なページからのリンクが多いことが重要です。静的ページというのはHTMLなどで出力されるページのことです。静的ページというのは基本的に手動で更新したりするものなので、ここからのリンクは重視されます。反対に動的ページというのはCGIなどのプログラムで自動的に作られたページのことです。動的ページでは簡単にリンクが貼られるためあまり重要視されないようです。見分け方としてはURLの欄に?が入っているページは大体動的ページとなります。
動的ページはアクセスランキングや掲示板、自動相互リンク集など訪問者が情報を更新できるページです。なのでアダルトサイトでよく使うのアクセスランキングではあまりPageRankには影響をあたえません。
ページランクはGoogleツールバーを入れれば簡単に見ることができます。気になる方は入れてみて自分のサイトのランクをチェックしてみてはいかがでしょうか。ちなみにこのサイトのトップページのページランクは「3」となっています(2008・10・12現在)。
■対策について
タイトルタグとH1タグは自分のサイトが一番会うキーワードを意識して付けることをオススメします。タイトルの場合はサブタイトルを付けるのも一つの手です。これによって多くのキーワードを重視させることができます。
相互リンクなどのリンクは実はテキストリンクが一番効果があります。見栄えはバナーリンクに劣るのでバナーリンクにしたい場合は、alt属性というのを付けてもらうようにしましょう。このalt属性というのは画像にカーソルを持ってくると浮かび上がってくる文字のことです。(例 ↓の画像)
ソースとしてはこんなかんじです。
<a href="http://admake.k-server.org/" target="_blank">
<img src="http://admake.k-server.org/admake.gif"
alt="アダルトなサイト作り〜アダルトサイトの作り方とアダルトアフィリエイト〜"
border="0" width="88" height="31">
このalt属性に書かれた文が、テキストリンクされている文と同じような効果があります。
■検索エンジンスパムについて
自分のサイトを上位表示することの対策をやりすぎると検索エンジン対策のしすぎ(検索エンジンスパム)として表示順位が下がったり、検索エンジンのディレクトリから削除されることがあります。具体的には
隠しテキストや隠しリンクを使用しない。
タイトルタグやH1タグで文章を使いすぎない。
コンテンツに関係のない言葉を多用しない。
サーチ エンジン対策の目的の誘導ページをつくらない。
などのことに気をつける必要があります。ただ、SEO対策と検索エンジンスパムは表裏一体でどこまでがOKなのか良くわかっていないところがあります。とりあえず常識の範囲内でOKと思われるSEO対策をするようにしましょう。
※このサイトでもアダルトサイト用のSEOを意識した「無料で無修正動画を見る裏技」というページがあるので参考にどうぞ。
■参考リンク